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導入事例

Case

株式会社SHUKEN Re (秀建グループ)

地域店と共創した自社オリジナルのカタログギフトで、顧客満足度の向上を実現

株式会社SHUKEN Re (秀建グループ)

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住宅リフォーム・リノベーション

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今回は、リノベーション完成時にお客様に渡すプレゼントとして、株式会社 SHUKEN Re(シューケン アールイー)様にSELECTS for Businessを導入いただき、オリジナルカタログギフトを作成頂きました。本記事では、本施策の企画、担当をした齋藤様と海瀬様に、SELECTS を選ばれた理由をはじめ、地域の店舗を巻き込んだカタログギフト作成の背景と、その進め方について伺いました。

Case Summary

  • 【当時の課題】
    ①リノベーションだけでなく、その後のアフターメンテナンスにつながるような、中長期の顧客満足度向上施策に不足を感じていた。
    ②これまで自社敷地で地域の様々な店舗を巻き込んだイベントを企画するなど、経済だけでなく、地域との関係性構築も大切にしていたが、コロナ禍になってから開催が困難になっていた。
  • 【導入の決め手】
    地域の店舗の商品が掲載でき、自社の顧客が好むようなセンスの良いカタログギフトが作れる。
  • 【導入後の成果】
    顧客からの喜びの声を多く頂き、施策開始直後にもかかわらず、すでに約80%の担当プランナーが顧客満足度の向上を実感。全員が次年度もSELECTSを用いた本施策の継続を希望している。

顧客と取引終了後もSHUKEN Reを想い出してもらえるような関係性を作りたい

今回、SHUKEN Re様がオリジナルカタログギフトの作成に至った経緯を教えてください。

齋藤:リノベーションの施工完了で取引が一度終了したお客様と、その後も継続的な接点を持ちたかったからです。当社はリノベーションだけでなく、アフターサービスやメンテナンスも行っているのですが、リノベーション完成後の引き渡しが完了してしまうと、せっかく構築したお客様との関係が一度途絶えてしまう課題がありました。そこで、引き渡しと合わせて、当社のお客様層が好むようなカタログギフトも合わせてお贈りすることで、顧客満足度を向上し、末永くSHUKEN Reを思い出してもらいやすくしたいと考えました。











他にどのようなギフトを検討しましたか?

齋藤:花束やマグカップ、当社のロゴを入れたノベルティなども考えましたが、それではお贈りして終わりとなってしまうため、今回は見送りました。また、金券やギフト券などの金額が分かるものだと、お客様からすると数百万円から数千万円のリノベーション費用に対して、プレゼントとしてチープに見えてしまうため、候補からは外しました。
海瀬:最初は普通のカタログギフトも検討していましたが、なかなか良い物がなく、「オリジナルのカタログギフトが作れるサービスがある」とメンバーが教えてくれ、さっそく問合せしました。

なぜ普通のカタログギフトではダメだったのでしょうか?

海瀬:当社のお客様は空間のデザインやオシャレにこだわりを持つ方が多いため、普通のカタログギフトでは喜んでいただけないのではと考えました。それなら、私たちでお客様に喜んでいただけそうなものを全部ピックアップする方が、結果として受け取った時のご満足度が高いと考え、オリジナルカタログギフトを作成することにしました。














確かに、SHUKEN Re様をご利用されるお客様はデザインや空間にこだわりを持ってリノベーションをされる方が多いですよね。

齋藤:そうなんですよ。カタログギフトにはさまざまな商品が掲載されていますが、「これ!」という品物がなかったり、クッションやインテリア系の品物が掲載されていても、それがお客様の好みなのかと考えると、違うなと…。食べ物の方が嬉しいお客様もいるでしょうし、商品がマッチする人としない人がいると考えると、正直、既成品のカタログギフトでは難しいと思いました。

SELECTSのご利用にあたり、期待していた点を教えてください。

齋藤:当社のお客様層が求めるデザインにできる点です。この点への期待値は高く、見た目が可愛いというのは、最初に手に取った時の印象としても一番大切だと思います。

海瀬:はがきサイズのカードというところも、可愛さだと思いましたし、SELECTSを選んだポイントの一つでもあります。そのまま飾っても映えますし、カードなので1つ1つの商品が強調されます。これを冊子タイプのカタログギフトで表現しようとすると難しいのではないでしょうか。

コロナ禍で途絶えた地域とのリアルな連携。SELECTSで新たな形で復活

今回作られたカタログギフトでは、SHUKEN Re様が本社を構える千葉県浦安市にあるお店を中心にご掲載されていますよね。地元のお店を取り上げられた目的を改めて教えてください。

齋藤:今回掲載のお声がけをさせていただいたのは、前々からイベントやワークショップを一緒にお取り組みしてきた店舗様でした。当社は浦安で20年間以上営業していることもあり、地域の皆様へ何かお返しをしたいという気持ちから、当店の駐車場を使いお祭りのようなイベントを開催していました。毎回500人近くが参加するイベントでしたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、この1〜2年は開催を見送っていたのです。

ただコロナ禍でイベント等が実施できないとはいえ、このつながりを途切れさせたくないと思い、新たな地域貢献のあり方を模索していました。店舗の皆様とも、「コロナ禍ではありますが、皆でできることがあったらやりましょうね!」とお会いするたびに話していたので、SELECTSでオリジナルカタログギフトを作れると知った瞬間、「これだ!」とピンと来ました。

実際にSHUKEN Re様の方で、店舗へのカタログギフトへの掲載許可を行われたそうですが、カタログギフトの掲載を相談に行った際、お店の皆様はどのような反応でしたか?

齋藤:通常、掲載許可についてはSELECTSの方で確認を行っているそうですが、今回掲載をお願いする店舗様と当社は既に何度もお取り組みをしているため、企画のご説明も兼ね、自分たちでお願いに行きました。どの店舗も「ぜひ!」と二つ返事で皆様お返事をくださり、お願いして本当に良かったです。カタログギフトに掲載する、店舗紹介の文章や商品画像の提供なども、快くお引き受けくださいました。



地域の店舗の協力で誕生したSHUKEN Reだけのオリジナルカタログギフト

掲載店舗が決まってから、掲載する商品はどのように決めたのでしょう。

齋藤:掲載商品の選定は店舗の皆様にお願いしました。企画趣旨を説明した際、「このくらいの予算でギフトにできそうな商品はありますか?」とご相談をし、各店舗からご提案いただいた商品を掲載しました。

金額の調整が難しい商品の場合には、SHUKEN Reだけの特別セットを企画してくださったり、新しいプランをご検討いただいたりしました。商品の試食もさせていただいたり、実際に同じ商品を利用させていただいたりと、一緒にどの商品を掲載しようか考える場面もありました。

今回は協力店舗の情報や紹介文、SHOPからのメッセージだけでなく、SHUKEN Reの皆様が書かれた店舗アピール文も掲載されていますよね。このデザインにした理由を教えてください。

海瀬:カタログギフトを受け取ってくださる方にも店舗様を知ってもらいたい一心で記載しました。実際にお店を利用している私たちの声と店舗様からの声を併せればPRにもなりますよね。掲載店舗は当社と長くお付合いがあるため、自信を持っておすすめできるお店ばかりです。知る人ぞ知るお店もある、これを機会に足を運んでくださる方が一人でも増えたらという願いを込めました。

中にはオンラインショップのみの営業で、実店舗を持たないお店もあります。これを機会にHPやお店のSNSなどを調べていただけると嬉しいです。そういう意味では、このカタログギフトはお渡ししただけで終わらず、当社だけでなく、ご協力いただいた店舗も含め、お客様とのその後のコミュニケーションにつながればと思います。



オリジナルカタログギフトを作る中で、お二人が特にこだわられたポイントはどこでしょう?

齋藤:私のこだわりポイントは、各店舗の紹介カードです。商品以外の情報を掲載できたのは、私の中では大きなことでした。基本的に普通のカタログギフトだと1つしか商品が選べないため、皆様が商品を選ぶときは2〜3個に絞った上で、諦める商品が出てくるのではないでしょうか。当社のカタログギフトなら、店舗情報が掲載されているため、諦めた商品でもご自身で購入できたり、お店に足を運んでみたりすることができます。

海瀬:私がこだわったのは、熨斗(のし)です。実は、私がデザインを担当したのですが、お客様が受け取られた時の様子を想像しながらデザインをしました。熨斗に散りばめられたカラフルなイラストは、当社のキャラクターをベースにしています。また木箱に合う熨斗を考え、学生時代の書道経験を活かし、「感謝をこめて」とメッセージを筆で直筆しました。赤い水引を選んだのも、贈り物の印象を際立たせるためです。







顧客満足度の向上を実感。全スタッフが本施策の継続を希望!

カタログギフトを受け取られたお客様からはどのような反応がありましたか?

海瀬:お客様に直接ギフトを手渡したプランナーからは、「箱が可愛いと喜んでくれた」「お客様の知っているお店があり話が弾んだ」など、全体として喜びの声が届いています。ご協力いただいた店舗の皆様にも実際にカタログギフトをお渡しに行きましたが、お渡ししたものを手に持ちながら店先で写真を撮られるなど、大変喜んでいただきました。

まさに、当初の狙い通りですね。実際にこのカタログギフトをお客様に手渡されるプランナーさんなど、社内の皆様からの反応はいかがでしょう。

齋藤:まだカタログギフトの配布を開始したばかりで手渡しの機会がないプランナーもいるなかで、既に全プランナーの約80%がお客様の満足度の向上を実感しています。また、全員が引き続きSELECTSを利用した施策を継続したいと回答してくれたのは、企画担当としても喜ばしい限りです。

全員が施策継続を希望されているのですね。驚きました。今後、SELECTSをご利用される中で、挑戦してみたいことを教えてください。

海瀬:2020年5月に当社の経堂支店(世田谷区)がオープンしたので、地域の店舗様と仲良くなれましたら、世田谷バージョンのカタログギフトも作りたいですね。

齋藤:今のカタログギフトにはアイスなどの商品も掲載されているため、季節ごとに商品を入れ替えるのも面白そうですね。今回は、お渡しするお客様の条件を決めているため、これまでのお客様でも、リピートでご利用してくださった方など、内容に応じてお渡しできるようなカタログギフトが作れたらいいなとも思います。

最後に、この記事を最後までご覧いただいた方にメッセージをお願いします。

齋藤:今回、SELECTSを利用したことで、イメージ通りのカタログギフトが出来上がりました。こだわろうと思えば、とことんこだわれるのが、SELECTSを利用する一番のメリットだと思います。皆様の想いを存分に乗せ、楽しみながら作成してもらえるのではないでしょうか。

海瀬:SELECTSなら、こだわろうと思えば、熨斗から何から自分でデザインができます。自分たちで作れるという点を有効活用することで、当社と用途が違ったとしても、いろいろな場面で利用できるカタログギフトが作成できるのではないでしょうか。伝えたい気持ちを、好きなように表せられる、良いサービスだと思います。

お二人とも、ありがとうございました。

Company Information

社名

株式会社 SHUKEN Re
(シュウケンアールイー)

住所

・千葉県浦安市海楽 2-5-35
・東京都世田谷区経堂1-7-9-1F

URL

https://shuken-renovation.jp/

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株式会社秀建を母体とする、住宅のリノベーションに特化した企業。千葉県浦安市に本店を構え、創業から約20年を迎えた。地元企業や店舗とも良好な関係を築き、つながりを大切にしながら発展。




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株式会社SHUKEN Re
経営戦略室マーケティンググループ
チーフ
斎藤
株式会社SHUKEN Re
メンテナンス部
海瀬

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